ヨシヒロです。こんにちは。
土地の契約手続きや古家の解体工事を進めながらも家づくりについてやっていることは、ゾーニングという作業です。あまり聞きなれな言葉かもしれませんが、ゾーニングとは間取りを考えることです。
注文住宅を建てたいと考えているあなたにとってはゾーニングの時間が一番楽しい時間かもしれません。イチから間取りを考えなきゃいけない作業なのでとても大変な作業ではありますが、あぁでもないこうでもないと言いながら理想の家づくりを楽しめます。
これが注文住宅で家を建てる醍醐味ですよね。
さて今日は、そんなゾーニングには欠かせない僕のお供を2つ紹介したいと思います。
間取り検討にはセリアの方眼ノート!
どんな工務店さんに建築をお願いするかによって、自分でどこまでプランニングするかは変わってくると思いますが、僕がお願いする工務店さんは、基本的に全て自分でやらせてくれます。
逆に言えば、自分で各部屋の配置を考え、間取り図を書かなきゃいけません。もちろん、絶対“書かなきゃいけない”という話ではなく、お願いすればプランニングしてくれるのですけどね。
僕は自分で間取り図を描きたかったので、自分でやります!宣言をして、工務店の担当の方(というか社長)にアドバイスをもらいながら間取り図を自分で書きました。
最終的な清書版の図面はもちろん工務店側で書いてくれますが、どんな家にしようかな?と考える段階では、間取り図を書いてみるのは、家づくりの過程できっと楽しいプロセスになると思います。
そんな間取り図ですが、いきなりまっさらな紙の上に書こうと思ってもなかなか難しいです。まず部屋のサイズ感というのは紙の上ではなかなか分かりづらいものです。
こんな時に役立つのが方眼ノートです。方眼ノートも色々ありますが、百均のSeria(セリア)で購入できる方眼リングノートがおすすめです!
方眼ノートで間取り図を書くことの何が良いかというと、サイズ感を意識しながら書きやすい!ということです。
家の間取りというのは、畳のサイズを基本にしながら書いていくのが常套手段(らしい)です。つまり、おおよそ90センチ×180センチを基本に書いていきます。
上の写真は実際に方眼ノートに描いてみた間取り図です。間取りの詳細についてはまた別の記事でご紹介するとして、ここではどんな感じで描いているかということに注目してください。
畳のサイズがおおよそ90センチ×180センチですので、方眼ノートの1マスを90センチ角に見立てて描いていきます。つまり、方眼2マスで畳1枚(1畳)という換算です。これを基準にして描いていくことで、部屋の大きさ感覚が掴みやすくなります。
例えばお風呂は2畳分欲しいから4マスの正方形で表したり、玄関は1.5畳くらいにしたいから2マスの長方形に0.5マスの長方形をくっつけた形で表したり。
そうやってマス目を隣り合わせにつなげていけば、簡単に間取り図を書き上げることができるのです!
でも、間取り図だけ書いていても、どんな家になるのかいまいち想像ができなかったりします。間取り図を見る限りは「良いな〜」と思っても、三次元の実物を見てみたらなんか思ったのと違う・・・ということもあります。
そこで登場するのが、もうひとつのゾーニングのお供です。
3Dモデルを作るならSketchUp!
3Dモデルを簡単に作成することができるSketchUpというフリーソフトをご存知でしょうか?簡単な登録手続きだけで、3Dお絵かきを存分に楽しめるすごいソフトです。
実際に僕が書いてみているSketchUpの3Dモデルがこちら。
キッチンのイメージを3Dで描いてみました。方眼ノートに書いた間取り図をもとに3D化したものです。無駄に細々と家電製品まで作って並べてありますが(笑)、例えばオーダーキッチンなどを作るのであれば、どれくらいのサイズの家電を置きたいかということも考えて設計したほうがいいと思うので、描いてみるに越したことはありません。
細かなモデルを作るのはけっこう時間がかかりますが、一度作ってしまえばあとあとコピペして再利用できるので便利です。
こうやって3D化して家具まで並べてみると、意外と狭そうだなとか、導線が悪そうだなとか、いろんな気づきがありますよ。
【おまけ】SketchUpの使い方
SketchUpの利用はこちらから。
トップページの右上にある“Try SketchUp”という部分をクリックして次の画面へ進みます。
次の画面では「なんのためにSketchUpを使うの?」みたいなことを聞かれます(英語です)。個人的な用途で使うので“Personal”を選択してLet’s get goingをクリックします。
次に表示される画面はアンケートと利用ポリシーへの同意画面です。Interest(興味関心)のプルダウンを開いてInterior Designを選択します。その下の利用ポリシーを確認して“I agree”にチェックし、SketchUpのお知らせが必要であればその下の“Send Me…”の所にもチェックして“Start trial”をクリックします。
これでようやくSkethUpを使う準備ができました。SketchUpには有料版もあるので30日間トライアルということになっていますが、先ほどご紹介した程度のインテリアプランを描くくらいなら無料版で十分です。
Web Apps & Servicesのところに“SketchUp For Web”というのがあり、小さい字でFreeと書いてありますね。これが無料版のSketchUpです。LaunchボタンをクリックするとSketchUpのお絵かきフィールドが別ウィンドウで開きます!
お絵かきの仕方までは説明しませんが、直感的に使えるので比較的誰でも使えるんじゃないかと思います。日本語で使い方を説明したサイトもいくつかあるみたいなので、使ってみたい方はググりながら使ってみてください!
(気分が乗ってきたら使い方マニュアルも書きたいと思いますが・・・)
おわりに
ということで今日はゾーニングのお供2つをご紹介しました。最近は方眼ノートと鉛筆持ってパソコンの前にかじりつく毎日です。これから始まる生活をワクワクとイメージしながら間取り図を描くのは至福の時間。
あなたも是非お楽しみください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!