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【現場レポート#06】無垢の家に住み始めて1年後の話

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こんにちは!ヨシヒロです。

現場レポート…と言っていいのかどうかわかりませんが、新築に住み始めて約1年。この家に住んで、ここはよかった・よくなかったという話をしてみたいと思います。

まぁ基本的には大満足!超快適!な家なのですが、あえてデメリットと感じることも書いてみます。

無垢の家について

と、その前に、我が家のことを唐突に『無垢の家』と呼んでおりますが、我が家は基本的に無垢の木材(天然素材)を使った木造住宅だよ、ってことです。

我が家を建ててくれた工務店『せこ住研』さんのブランドでもあります。

最近の木造住宅は、一般的には合板がたくさん使用されています。合板は高強度ですが、接着剤を多量に使って作られている建材です。つまりは、ほとんど化学物質。

もはや身の回りには化学製品が溢れていて、それなしでは生きていけないのではありますが、ずっと住み続ける家には、できるだけ天然素材を使いたいという工務店さんの想いがつまった家なのです。

さて、そんな無垢の家に1年間住んでみて感じたことを、メリット・デメリットということで整理してみたいと思います。

天然素材の家のメリット

まずはメリットから。

木の香りに癒される

一つ目は、木の香りです。1年経っても、木の香りがただよう家です。

我が家は、床はパイン材、天井は白杉、壁は一部白杉、柱はヒノキなどです。基本的に、すべて無垢材で出来ています。ここが、我が家を建ててくれたせこ住研さんのこだわりでもあります。

天井の中や、制震装置の周辺だけ、一部合板が使われている部分があるみたいですが、これらは安全性を確保するうえで必要最小限とのこと。逆にほぼ無垢材でも十分に耐震性能のある家が建つってことですね。

まぁ考えてみれば、築百うん十年という古民家は日本中にいっぱいあって、それらはすべて無垢材の家なわけです。構造さえしっかりしていれば、ほとんど化学素材を使わなくても丈夫な家になるってことです。

あれ?話がそれたけど、とにかく無垢材をふんだんに使った家なので、いい香りがします。毎日家にいるとほとんど気づかないのですが、1泊以上家を空けて帰ってきたときには、玄関で感じる木の香りにいつも癒されています。

触り心地が良い

二つ目は、やっぱり天然の木材の触り心地はとても良いです。最近の一般的な住宅の床材はいわゆるフローリングってやつですが、あのツルっとして冷たい感じとはちがい、やっぱりぬくもりある感じがします。

肌感覚なので、言葉にするとなんか嘘っぽい感じもしてしまいますが、嘘だと思ったらさわってみなはれ(笑)

冬の寒い時期以外は、基本的に裸足の生活になりました。

空気がきれい(な気がする)

3つ目は、空気がきれい…な気がすることです。これも”気がする”レベルの話です。でも実際に、そうなんだと思います。だって化学物質の放出源が家自体からはほぼ無いわけなので、測定できるかどうかは別として、ほぼ自然環境と言っていい空間だと思います。

最近の住宅はシックハウス対策だの、低VOCだの、いろいろうたわれていますので、もちろん基本的に空気のきれいな家になると思いますが、本当に敏感な人は、それでもVOC(揮発性の有機物質)を感じる人もいるのだとか。

僕は全然そんな体質ではありませんが、目で見ても明らかに天然素材だし、24時間換気システムも設備として入っていて、やっぱり安心感があります。

家の中で深呼吸したら、深い森の中で深呼吸してるのと同じって思えば、ALL天然素材の家ってすげーなって思います。

Withコロナ、Afterコロナの時代、空気がきれいって、大事な要素になりましたね。

天然素材の家のデメリット

次はデメリットです。基本的にはとっても快適な家なんですが、天然素材ゆえ?のデメリットを書いてみます。

僕はあまり気にならないデメリットもありますが、もしかしたら、気になる人もいるかもしれない…という話です。

天然の木はとにかく反る!

一つ目は、板材が反りやすいことです。

これはもう素材の性質上仕方ない話ですが、天然の木はめちゃめちゃ反ります。高さを変えられる棚板とかそこら中にありますが、木が反っているせいでかなり外しにくいところもあったりします。

湿気の多い6月と、乾燥している冬と比べれば、たぶん全然反り具合が違っていると思います。

実際に生活の支障になるようなことはほとんどありません。棚板が、ちょっと外しにくいところがある…くらいの話です。

合板でできた家具なら、おそらくそのようなことは一切ないので、そこはどう捉えるか、ですね。

天然の木はとにかく凹む!

二つ目は、床が凹みやすいことです。

我が家の床材は天然のパイン材ですが、ちょっと固いもの…例えば子どもがおもちゃを落とすと、床がすぐに凹みます。子どもはおもちゃをよく落とす(というか投げる)ので、床は凹みだらけです。

ちょっと湿らせてアイロンをかけると凹みは元に戻るらしいですが、そんなこと毎日のようにいちいちやってられないので、床はけっこう凹みだらけです。

小さい子どもがいると…もうどうしようもないですね。そういうのが気になっちゃう人は、無垢材の床はやめた方がいいのかもしれません。

日焼けが気になる!

三つ目は、日焼けが気になることです。

これは視点を変えればメリットにもなる点ですが、日焼けしやすいので、例えば家具やラグを敷いた場所とそうでない場所でくっきり色が変わってきます。

外壁も一部木材を使用していますが、外壁なんかは日焼けとか雨が当たる具合いとかで、いい感じに”風味”が出てきていると感じることもできます。これが、視点を変えればメリットになる、というところ。

人工素材であればUVカットの表面処理がされていたりして、もう少し日焼けが抑えられるのかもしれません。

これも、気にする人は気になっちゃうポイントかなと思います。

おわりに

無垢の家に住み始めて1年後に感じたメリットとデメリットを紹介してみました。

天然の木は反るし凹むし日に焼けるけど、そんなもんだと思えば、別にデメリットというほどのことではありません(僕的には)。

ということで、すこぶる快適な生活をおくっております。

現場からは以上です。

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我が家は『せこ住研』の無垢の家です。