三重県で注文住宅を建てる!ヨシヒロです。どうも。
今日は購入した土地に残っていた古家の解体工事の記録です。
解体工事の打ち合わせで必要な確認事項など、参考にしていただければ幸いです。
解体前に要確認!
2020年のゴールデンウィーク前のこと。ついに、古家の解体工事が始まりました。古家は数十年前に建築されたと思われる平屋の木造住宅でした。もう何年も住人はいない様子で、庭も荒れ放題の状態でした。
解体工事を始める前に、不動産屋さん、解体業者さん、工務店さんと自分の四者で解体の方法やスケジュール、どこまで解体するか?などを現場で確認しました。
古家付きの土地を買われた人はこの手続きは必須だと思いますが、必ず工務店さんも一緒に来てもらうのが良いです。
現場で解体業者さんからは
みたいな感じで、僕はあたふたしてしまいました(笑)
そんなこと聞かれたって、壊した方がいいのか残しておいた方がいいのか、よくわからないからです。後に建つ新居のことを考えて残すべきものは残して、要らないものは撤去してもらう必要があります。
古家解体の時点でもし工務店が確定していなくても、検討中の工務店の担当者に来てもらって現場を一緒に確認してもらいましょう。そうでないと、後から要らないものが残っているとか、要るものが無いとか、困ったことになりかねませんからね。
ちなみに我が家もこの時点では工務店は「確定」ではありませんでした。まだ仮契約もしていない段階。でも心の中では決めている工務店さんだったので、現場を一緒に見てもらいました。
我が家をお願いする工務店さんはそんな未確定な土地の解体現場にも快く視察に来てくれて、僕の代わりに解体業者さんにいろいろと指示を出してくれました。さすがはプロ。(ちなみに小さな工務店なので営業マンはおらず、一級建築士の社長自らが視察に来てくれました)
場合によっては、庭にある植木や石類も残してくれる場合もあるそうですが、綺麗な状態で残すためには解体業者さんに入ってもらう前に植木屋さんに植木を持ち出してもらう必要がありそうです。
購入した土地には立派なモミジやマツが植わっていたので残しておきたいなぁ・・・なんて欲が出てきてしまいましたが、「モミジなんかすぐに育ちますよ」という工務店さんの助言を聞いて、余計な欲をかき消し、全て撤去してもらうことにしました。
解体業者さん的には、全て撤去してしまう方が楽チンですしね。
大掃除→建屋解体→擁壁解体
購入した土地(古家)の状況にもよりますが、僕が購入した土地はまだ建物の中に家具類もたくさん残されている様子でした。
建物が解体される前に家の中の家財類がまず運び出され、それから建屋が解体されたみたいです。“みたいです”というのは、毎日現場を見にいっていたわけでは無く、何度かクルマで近くを通るたびにのぞいてみたらそんな感じだった、ということです。
1枚目のジャングルのような写真を撮ったときとほぼ同じ立ち位置から撮影していますが、建物がなくなると土地の様子も全然違って見えますね!
不動産屋さん曰く、古家付き(特に老朽化して見栄えがあまり良くない)の場合は本来の土地の様子を想像できないためか、買い手が付きにくいというような話もありました。
売主側としては解体など面倒な手続きをせず古家付きのまま売りに出したいのかもしれませんが、結局解体して更地にしてしまった方がすぐ売れたりすることがあるそうです。
そりゃぁ奥行き感とか、土地を見たときの感じ方が全然違いますよね・・・まぁそれでも我が家は古家付きの状態で購入を決断したのですが。2年近く土地探しをしてきていたので、土地に求める条件がかなりハッキリとできていたおかげです。
まっさらなキャンパス
そんなこんなで、2020年のゴールデンウィーク明け、世の中は新型コロナウイルス対策で外出自粛が求められている中、解体業者さんには大変お世話になり無事、解体工事が完了しました。
購入した土地はスーパーのすぐ隣という立地でもあるため、コロナ自粛の中でも食品買い出しのついでに現場を確認することができました。そして、まっさらなキャンパスが現れました。
さて、これからここにどんな家を建てようか、心がますます踊りますね。土地の解体が終わった頃には工務店さんを確定…つまり仮契約して、建築プランの細かな打ち合わせに入っていきます。
まとめ
最後に、古家解体前の確認事項をまとめておきます。まとめるほどの話でもありませんが…でも初めてのことって分からないし不安ですからね。何かの参考になれば幸いです。
敷地内の物で残してもらう物はあるか?
擁壁がある場合はどこまで撤去するか?
地面のコンクリートをどこまで剥がすか?
可能であればあらかじめ現場をよく見て、何をどこまで解体してもらうか想像しておくと、スムーズかもしれませんね。
基本的には全て解体で問題ないと思いますが、土地によっては隣地への土砂の流れ込みを抑制する等の理由で、擁壁を壊さない場合もあるそうです。隣地とも絡んでくるところは、不動産屋さんに任せるのが良さそうです。
さて、これからが一番楽しみな時間です!この後の建築プランが出来上がっていく流れも記事にしていきますので、よかったらまた読みにきてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。